当院について
理事長挨拶
- 当法人（卓和会）は、「支えあい」と「分かち合い」を理念として、脳神経外科を中心とする医療活動を展開しています。
- 医療は、目まぐるしく変化をしています。
- 高度化する医療をより解りやすく、より安全に、より確実に、そして、より速やかに提供できるよう、様々な努力が求められています。
- これら多くの要求に、医師のみで対応することはできません。
- 看護師をはじめ、様々な職種の医療技術者達が参加し、チームを作りながら、その任に当たる必要があります。
- それをチーム医療と称します。私達は、「患者さんはチームの一員」と考えます。患者さんやご家族を中心にしたチーム医療を展開する中で、患者さん達が医療内容への理解を深め、治療への努力が報われるよう、「支えあい、分かち合う」姿勢をとり続けます。患者さんと同じ目線で、共に考え、共に行動するためにも、私達は患者「様」なる言葉を、あえて使いません。
- 職員同士も、互いの仕事を支えあい、分かち合うことで、より迅速に、より効率よく、より安全な業務遂行をめざしています。
- より良い医療環境を作り上げるには、患者さんやそのご家族など、医療従事者以外の方々のご協力とご理解が必要です。多くの医療従事者が我々の趣旨に賛同し、ご参集、ご助力下さるよう期待しています。
院長挨拶
- 藤井脳神経外科病院は歴代院長のもと、地域の脳神経疾患を担う病院の一つとして存在し令和3年1月には創立32年となります。この間に近隣の病院やクリニックの先生方をはじめ地域の皆様方には大変お世話になってまいりました。
昨今の医療事情は新型コロナウイルス感染拡大により、非常に厳しい状況となっております。特に当院のように救急疾患を24時間体制で受け入れているような病院にとりましては、常に院内感染対策が厳重に必要となります。感染対策として患者さんやご家族にも日々ご協力いただき、誠にありがとうございます。
- 令和2年12月16日付で院長を拝命しました。
平成11年から東京大学脳神経外科講座にて脳神経外科手術等研鑽し、血管障害（脳動脈瘤、脳動静脈奇形、頚動脈狭窄症など）、脳血管バイパス手術を専門とし、また良性腫瘍、脳機能手術（顔面けいれん、三叉神経痛など）の手術も手掛けてまいりました。
平成23年からは東京大学脳血管内治療チームに所属し、脳血管内治療専門医も取得致しました。
- 平成29年1月に当院に手術部長として赴任し、現在は主に開頭手術を担当しております。これまで常に臨床の現場に居続けた臨床経験を生かして、今後も治療の質の向上を目指して精進していくつもりであります。
脳神経外科領域でもとくに脳卒中は、新しい治療や新しい薬剤など日進月歩の分野です。また外科的治療にても、血管内治療や神経内視鏡などの分野で常に新しい治療が発表されています。これらの新しい変化についていくと共に、また当院のような規模でフットワークが要求されるような病院でしか実現出来ない医療を追求し、脳神経疾患の患者さんの回復に少しでも貢献していければと考えております。
今後も良好な地域連携に努め、一層迅速な救急受容やご紹介の対応など、必要とされる病院機能の維持に努めていく所存です。
